政策発表

政策の発表を行いました。

長純一を支援する県議の会

本日県議会終了後、私、長純一を支援する県議の会を結成して頂きました!16名の方々に応援して頂きます。会見でもまた本日もお話ししましたが、本来は国政ではないので、政党政治ではないと考えています。よって、県政野党だけではなく、さらに拡がって欲しいと思っています。多選の弊害か、議会や専門家の意見も無視する村井知事に対し、いのちを守ることを最優先に、対話を基本に「県民とともに」進んで行きたいと考えています。ご支援をよろしくお願いいたします。

宮城県知事選出馬表明

28日に、宮城県知事選に出馬の意向を表明しました。記事にあるように、コロナや仙台市の4病院、県内の地域医療の危機(医科薬科大学の医師養成問題)など命を守る立場から訴えていきます。すでに県政与党は村井知事支持を打ち出しておりますが、医療・命をめぐる問題は与野党問わず県民の最大課題、本来地方自治は政党政治ではないはずと考えており、自民・公明の皆さんにも、あいさつに回りました。

宮城県知事選挙出馬要請

本日(9/27)、「市民と野党の共闘で政治を変える市民連合みやぎ」から宮城県知事選挙への出馬要請を受けました。
石巻市長選挙後は石巻の事務所も閉鎖しておりましたが
選挙まで時間もないので、早急に回答したいと考えています。

なお、出馬する場合は、無所属でたち、与野党問わず、いのちを守りつなぐ基本政策と、村井知事の強引な県政運営に戦うことに賛同する、あらゆる人ととともに戦います。

『長純一が考える、石巻市での新型コロナの対策』

 現在石巻赤十字病院と石巻市立病院では、コロナ患者の診療を担っているが、入院病床がオーバーしてきているのが現状です。介護現場で感染者が発生しても、簡単に入院は出来ない可能性が高くなっています。また病院の一般診療に影響が出る危険性も高くなっています。これ以上の医療環境の状況悪化、特に医療介護現場でクラスター発生が起きると、医療崩壊が起きる可能性が出てきました。

だからこそ介護崩壊から医療崩壊へ至ることがないように、介護現場の支援は喫緊の課題と認識しています。

■石巻市立病院の実情

  1. 比較的病床に余裕がある 緩和ケア病棟があったため個室が多い
  2. 感染症専門医がいる(石巻・登米・気仙沼医療圏で唯一、日赤にもいない);なぜ市立病院に?は、長の佐久病院の後輩であり長が市立病院に引っ張ったから。
  3. 訪問診療(24時間体制)の仕組みがある(感染症医も訪問診療を行っている)
  4. 長が、市包括ケアセンター長として、市全体の医療介護連携の仕組みづくりを行い、その基礎はあります。

■長 純一が考える、石巻市独自の新型コロナ対策

東北大学の小坂健教授(在宅医療も行う公衆衛生医、国のクラスター対策班員)は25年以上前からの親友であり、全面協力を約束してもらっています。(石巻市地域包括ケア推進協議会のアドバイザーも務めてもらった)また、感染症医であり、厚労省での仕組みづくりに関わり、在宅・介護現場での感染対策でも著名な沖縄中部病院高山義浩先生も親友であり、協力をお願いできます。

長は、市で包括ケア推進に関わり、市立病院で在宅医療を行ってきた経験を生かし、

外部有識者と市立病院感染症医・在宅医が瞬時に協力して、日本一迅速かつ最高の新型コロナ対策が行える自負があります。

■長純一の石巻市立病院・地域包括ケアを生かした介護現場重視の支援策

  1. 感染者が発生した場合、保健所と連携しながら、市立病院の24時間訪問診療・往診機能を生かし、迅速に介護施設に医師派遣 感染症専門医の指導の下、感染対策などを行います。
  1. 感染状況にもよりますが、全国から看護師を募り(すでに看護師を派遣する機能を持つ組織とは同意されている)、看護師を常駐させ、感染管理を支援します。
  1. 常駐出来るまでには、訪問看護ステーションや市立病院の往診・感染症看護師などを活用します。
  1. 医療介護連携の仕組みと、市立病院の機能を生かし、介護施設内での感染者が生じた際には迅速かつ適切に対応する仕組みを、進めます。
  1. 換気の目安になる、CO2モニター導入や、感染発症時のガウンなどの備品の支援します。
  1. 看護・介護事業者で感染者や濃厚接触者が出る際の人的なバックアップの仕組みを県とともに、早急に検討します。

7.ワクチン接種も、介護職を出来るだけ早く行います。(利用者より、介護職が危険)

 

長純一 × 子ども・子育て・女性

いのちを守り、いのちをつなぐ。いのちの最初から最後までを地域で支える、それが地域包括ケアの理念です。いのちの始まりの出産・子育て・子どもの支援は、私の重要政策です。

 昔は、大家族で、赤ちゃんからおじいさん、おばあさんまでが、共に支え合い、共に笑いながら暮らしていました。今は核家族化やひとり親世帯も増え、子どもも、親も、高齢者も孤独を耐えながら暮らしている人も少なくありません。震災で、家族の形が変わってしまった方も少なくありません。

 昔あった、大家族での助け合いを、地域のしくみの中で実現していく。それが地域包括ケアの理念の一つです。子どもも、親も、独りぼっちにしない。そんな温かい助け合いのしくみをつくります。

 また女性の活躍が、石巻の未来に大変重要だと考えています。女性の管理職の数を増やす政策をとっていきます。

<長純一の政策>

  1. 保育所、放課後児童クラブ等の待機児童ゼロを実現します。
  2. 子ども食堂の支援強化やフードバンクの拡充により子どもの貧困を防ぎます。
  3. 二人目以降の出産にお祝い金10万円を支給します。
  4. 学校給食での地産地消や無農薬の使用を推進します。
  5. 貧困や虐待などの解消するために、福祉専門職を増員し、社会的養護を強化します。
  6. 結婚新生活支援事業により、若者の結婚生活を支援します。

長純一 × 女川原発―再稼働反対・いのちを守る

石巻市は、女川原発の立地自治体です。牡鹿町はもちろんのこと、例えば石巻市役所で原発から25キロの距離です。万が一のことが起これば、福島県の双葉郡や南相馬市に起こったことと同じ状況が、石巻に起こらないともいえません。

 南相馬市では、津波で600名以上の方が亡くなられましたが、それと近い数の方が、原発事故後の避難の中で亡くなっていかれました。さらに生活環境が変わり、ふるさとを失うつらさ、精神的心理的ダメージは、計り知れません。

 私は、女川原発の避難計画について調べましたが、在宅における虚弱者、牡鹿病院、雄勝診療所、雄勝、牡鹿の特別擁護老人ホームに対する避難計画が、きわめて不備であることがわかりました。私は女川原発の再稼働に反対します。原発再稼働の問題は、命の問題です。女川原発再稼働に反対し、命を守り、暮らしを守る、医師長純一、市長選を戦います。

<長純一の政策>

  1. 再稼働ありきの流れを見直し、いのちを守る万全の避難計画の検証に取り組みます。
  2. エネルギーの転換へ、風力、ソーラー、水力など自然エネルギー施設整備を推進します。

長純一 × 新型コロナ対策

新型コロナウィルスにより、石巻で世界で、多くの人が命の不安の中にあります。また大切な家族や友人との交わりも制限される苦しみもあります。生業を失い、生活が苦しく、いのちの問題に直面している方も少なくありません。

わたしは、医師・行政官の経験を生かして、新型コロナ対策日本一の石巻を目指します。実は、石巻市は、新型コロナ対策についての最高のネットワークを持っていると思っています。新型コロナウィルス対策の国の委員でテレビによく出ておられる東北大学の小坂健教授(公衆衛生学)は、コロナ禍前から、私がけん引してきた石巻の地域包括ケアのアドバイザーで、尊敬する親友です。また、石巻・登米・気仙沼医療圏の唯一の感染症専門医は、石巻市立病院におり、私の後輩で友人です。私が市長になりましたら、すぐに、これらの最高のネットワークと医師・行政経験を生かして、強いリーダーシップを発揮し、ベストなタイミングで最も効果の高い新型コロナウィルス対策をして行くことができます。

コロナで影響を受けた経済の回復には、コロナのいち早い収束が一番ですが、専門的知見を活かして、無駄な経済抑制をしないことを目指します。コロナ対策で生活が苦しくなった方々への支援を手厚く行います。それも一つの地域包括ケアなのです。それができるのは4人の市長候補の中では、私だけだと自負しています。コロナ対策日本一・世界一の石巻を一緒につくりましょう。

<長純一の政策>

1)市長の給料の20%を削減し、コロナウィルス対策の拡充に用います。

2)石巻の地域特性に合った仕組みを作り、個別接種や巡回接種など、迅速に安全なワクチン接種を、市民の誰もが受けられるように取り組みます。

3)働く世代の方々の体に負担がないように「ワクチン休暇」取得の推進を啓蒙します。

4)体調の悪い時に「いつでも・誰でも」新型コロナの検査ができる体制を構築します。

5)看護師・介護士・保育士など、エッセンシャルワーカーの皆さんの心身の負担軽減へ支援を拡充します。

網地島・田代島〜離島でのコロナ対策と、住み慣れた地域で最後を迎えられる体制づくり〜

4月21日の夕方、事務所に戻ると、後輩医師のFさんが「先生、網地島に行ってきました !」と手を振って迎えてくれました。以下、本人の許可を得て掲載します。

現在、市立病院で新型コロナ診療を担当している彼女は、医学部4年生の夏を、閉校になった網地島の小学校を改装した診療所「網小医院」で過ごしたと言います。震災後、 私を慕って長野県から石巻に来たときも、そのエメラルドグリーンの海が常にまぶたの裏にあり、夏にはほぼ毎年海水浴に訪れていたのだとか。
しかしコロナ禍で観光はもとより、昨年の緊急事態宣言発令中は診療所への仙台や県外からの医師の応援もストップ し、住民は不安な日々を過ごしていたとのこと。Fさんはかつて世話になった島の人たちに何かできることはないかと、自身のワクチン接種が完了するのを待って、この日、 網小医院を訪ねました。

県内全域で感染が急拡大し、離島でもいつ発生しても不思議でない現状で、島からの患者の搬送はどうするのか、常勤医のいない島で、体調が悪いときの検査や、安全なワクチン接種が可能なのかどうか、喫緊の課題が山積しています。
島の南北に位置する長渡浜、網地浜とも空き家が目立ち、人や車もまばらで、昼間は中央にある診療所とデイサ ービスセンターがもっとも賑わっているという、市内屈指の高齢化率の高い地域ですが 、医師が常駐していません。そのため、体調を崩して市立病院などに入院し、島へ帰りたいと泣きながら、市街の家族に引き取られたり施設入所となったりするケースも後をたちません。

出陣式でも話したように、私は10年前の3月11日、地震が起きた時に、30年前には100あった世帯数が15まで減り80歳以上の方しかいない長野の山の中の集落を往診していました。その村で、「誰もが最後まで住み慣れた家で暮らせるお手伝い」に取り組み、「日本一、家で最後を迎えられる仕組み」を作りました。
石巻では震災で多くの方がたくさんのものを失い、ふるさとを失いましたが、あの災害を乗り越えて、今も愛するふるさとの島を守り続けている方たちには、ぜひ最後まで安心して過ごしていただきたい。

そのためにまずは、ICTを活用して島と市立病院を結びオンライン診療を可能にします。そして、かつて私が開成仮診療所で実践していたように、生まれかわった市立病院を中心に、東北大学 、東北医科薬科大学と連携して総合診療医を確保・育成します。志ある若い医師を中心に島での常駐をめざしつつ、牡鹿病院の機能強化、島の診療所との連携強化を行い、24時間365日、網地島、田代島を含む市内どこでも、住み慣れた自宅、地域で最後を迎えられる体制を整えます

ただし今、急ぐべきは新型コロナ対策。東北大学で感染症を専攻していたF医師は、エボラウイルス病などの県内発生に備えた訓練、また石巻に着任後は、新型コロナの流行以前に、保健所と合同の新型インフルエンザ対策訓練に参加した経験をもちます。ともに保健所長に呼びかけ、離島での患者発生時のシミュレーションを早急に実施します

そして、新型コロナを日々診療しているF医師、小坂健東北大教授、沖縄県の離島のコロナ体躯を行う高山義浩医師などの、親友であり超一流の専門家との繋がり・知見を活用して、日本一のコロナ対策を実現し、まずはワクチンをいち早く、網地島、田代島に届けます。 4月23日、きょうも気持ちのよい朝を迎えました。 穏やかな波に乗って、Fさんと私の想いが島に届きますように。