
阪神(当初は長田)高齢者障害者支援ネットワークのニューズレター3号(1995年3月)です。
当時は、今の福祉避難所の原型のような活動でした。
空いたデイサービスセンターに虚弱な方16人ほど預かり、全国からの介護ボランティアがケアを提供、私は何かあった時のために泊まり込む医師でした。
この取り組みから故黒田裕子さんが活躍された仮設住宅支援まで、この組織が災害関係に与えた影響は、大きかったと思います。
私自身、この組織の世話人をしばらく続けたことで、いろいろ学ばせて頂きました。
また、私がこの組織で故黒田さんと一緒に活動していたことは、実は石巻の復興で国から支援を受ける際に、極めて有利に働いていたのです。
代表を務められた故 中辻直行さん、黒田さんの応援を受け、今まで石巻で復興に関わって来ました。
私の中で、この活動に関わった方々に恥ずかしくないように、特に超人的に活躍されていたお二人の期待に少しでも応えたいと思ってきました。
お二人と異なり地元ではなく、支援者として東北に来て9年、どうしていくか?本当に悩んでいます。
