津波避難について

これで、いいのでしょうか? 県の方針に反し、石巻市ほかは避難指示を出さなかったとのことです。避難指示を出すととても大変なことは市役所にいた立場で、よく理解できます。 一方、とにかく避難ということがいのちを救う上で基本だと…

市職員と市民の協働〜開成仮診療所開設の目的〜

私は、前述のごとく、市役所の仕事がしたかった。被災者の問題を少しでも改善するには、市役所の機能が少しでも良くなることが重要と考えていた。それには、阪神大震災の支援と川上村での7年の経験が影響している。川上村7年の経験は大…

開成仮診療所と心のケア

東北に来るにあたり、佐久・若月をおそらく誰よりも、と言っていいほど大事に思っていたこともあり、また農村部を守る医師が潤沢にいるわけではない事実もあり、悩みもあったが、医師不足の東北に、医療を通じて地域を守る、いのちを大事…

東日本大震災から10年②

石巻市の追悼式へ。開成の巨大仮設住宅群がなくなり、その跡地が複合文化施設となり、そこで式が行われます。 開成仮診療所跡地から撮った施設です。 この10年は?仮設住宅支援の7年は? 昼間は、Cafe de Monk へじち…

行政と現場の架け橋になるために

阪神高齢者障害者支援ネットワークの活動をまとめた「ボランティアと呼ばれた198人」、今から25年前のもの。 読み直してみて、NGO的に生きると言っていた私が、行政の中に入ることの重要性に気づかされたのは、社会派の医学生を…

私の想いの原点

26年前の阪神淡路大震災に関して、FBにまとまったことを久しく書いてこなかったように思います。多くの国民にも衝撃を与えたショックな出来事でしたし、小さい頃2,3年ですが、神戸市長田区に住んでいたこともあり、大変心を痛め、…