
雄勝診療所長として、夜中のお看取り(施設ヘの往診)。市立病院の在宅当番ではなかったので、少し慌てましたが、幸い飲んでおらず、往復70kmの往診でした。
医師がいない、私が行かなければ、誰もいないから暫定的にと言われ、市立病院と包括ケアセンター長に加え、診療所長をやるようになって1年半がたちました。
1.5日しか行けない雄勝診療所は、診療日数を半減させざるを得なくなりました(それでも数年来急減していた受診者数は、改善しています)。
診療日が減ったマイナスを埋めるべく、いわばサービスで、特養からは24時間電話と在宅患者を含め必要時に往診するようにしています。
石巻市立の医療機関をどう運営し、地域を守っていくのか?地域包括ケアが復興庁のモデルになった8年前から、ずっと問題提起を続けていますが、全く進展がありません。
このまま、市長も部長も退任され、暫定ってなんなのか?こういうことを、ずっと続けてきましたが、それでいいことではないと思ってきました。
市民の皆さんにも、考えていただきたいと思っています。
昔7年いた川上村は、マイナス10度以下は珍しくはないところでしたが、今はマイナス6度で、こたえます。