現在石巻赤十字病院と石巻市立病院では、コロナ患者の診療を担っているが、入院病床がオーバーしてきているのが現状です。介護現場で感染者が発生しても、簡単に入院は出来ない可能性が高くなっています。また病院の一般診療に影響が出る危険性も高くなっています。これ以上の医療環境の状況悪化、特に医療介護現場でクラスター発生が起きると、医療崩壊が起きる可能性が出てきました。
だからこそ介護崩壊から医療崩壊へ至ることがないように、介護現場の支援は喫緊の課題と認識しています。
■石巻市立病院の実情
- 比較的病床に余裕がある 緩和ケア病棟があったため個室が多い
- 感染症専門医がいる(石巻・登米・気仙沼医療圏で唯一、日赤にもいない);なぜ市立病院に?は、長の佐久病院の後輩であり長が市立病院に引っ張ったから。
- 訪問診療(24時間体制)の仕組みがある(感染症医も訪問診療を行っている)
- 長が、市包括ケアセンター長として、市全体の医療介護連携の仕組みづくりを行い、その基礎はあります。
■長 純一が考える、石巻市独自の新型コロナ対策
東北大学の小坂健教授(在宅医療も行う公衆衛生医、国のクラスター対策班員)は25年以上前からの親友であり、全面協力を約束してもらっています。(石巻市地域包括ケア推進協議会のアドバイザーも務めてもらった)また、感染症医であり、厚労省での仕組みづくりに関わり、在宅・介護現場での感染対策でも著名な沖縄中部病院高山義浩先生も親友であり、協力をお願いできます。
長は、市で包括ケア推進に関わり、市立病院で在宅医療を行ってきた経験を生かし、
外部有識者と市立病院感染症医・在宅医が瞬時に協力して、日本一迅速かつ最高の新型コロナ対策が行える自負があります。
■長純一の石巻市立病院・地域包括ケアを生かした介護現場重視の支援策
- 感染者が発生した場合、保健所と連携しながら、市立病院の24時間訪問診療・往診機能を生かし、迅速に介護施設に医師派遣 感染症専門医の指導の下、感染対策などを行います。
- 感染状況にもよりますが、全国から看護師を募り(すでに看護師を派遣する機能を持つ組織とは同意されている)、看護師を常駐させ、感染管理を支援します。
- 常駐出来るまでには、訪問看護ステーションや市立病院の往診・感染症看護師などを活用します。
- 医療介護連携の仕組みと、市立病院の機能を生かし、介護施設内での感染者が生じた際には迅速かつ適切に対応する仕組みを、進めます。
- 換気の目安になる、CO2モニター導入や、感染発症時のガウンなどの備品の支援します。
- 看護・介護事業者で感染者や濃厚接触者が出る際の人的なバックアップの仕組みを県とともに、早急に検討します。
7.ワクチン接種も、介護職を出来るだけ早く行います。(利用者より、介護職が危険)